《報告》講演会「将棋駒の王道 水無瀬駒とその時代背景」

日時:令和8(2026)年3月28日(土)13:30~15:50
会場:島本町歴史文化資料館
講師:プロローグ 豊田裕章 氏
講演Ⅰ 熊澤良尊 氏(駒師・将棋博物館 元顧問)
講演Ⅱ 中村博司 氏(大阪城天守閣 元館長)
主催:水無瀬殿(水無瀬離宮)研究会
(概要)
■豊田裕章氏からは、後鳥羽上皇の水無瀬殿(水無瀬離宮)の推定構造と上皇崩御後の藤原信成・親成が水無瀬領有のこと、その子孫である安土桃山時代の水無瀬兼成が書写した『象戯圖』の「猫叉」の駒のこと、『象戯圖』と天台本覚思想や天神信仰との関わりが述べられました。
■熊澤良尊氏からは、戦国武将たちに愛された水無瀬兼成が書いた水無瀬駒、さらには兼成の駒を作成した際の備忘録である『将棋馬日記』の歴史的重要性やその出会いに関するお話が質疑を含めて行われました。
■中村博司氏は、『将棋馬日記』と豊臣政権をめぐる人々について、秀頼の誕生年である文禄2年から関ケ原合戦(慶長5年)の時代の変化に合わせるように将棋駒の注文主が変化したことなどに関するお話があった。
